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【自作PC】i9 i7 i5 i3 世代別CPUコア数スレッド数も解説!マザー対応表付き!ソケット見分け方

ガジェット
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自作PCを作るうえで最も重要なパーツ『CPU』です。CPUの性能がパソコン全体の性能を大きく左右するのでここを中心に自作PC作りを始めるのがいいでしょう。このページでは『Intel(インテル)製品』を中心に解説していきます。一昔流行ったキャッチフレーズ『Intel、入ってる。』のIntelです。

Intelとは別に『Ryzen(ライゼン)』ブランドのCPUも存在しますが、ほとんどのRyzenCPUにはグラフィック性能がないため初心者にはハードルが高いことや、コアなPCパーツショップでしか取り扱いがない(IntelCPUと比べて入手性が悪い)ということも考慮してIntelCPUのみの紹介とします。

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IntelCPUのグレード

IntelCPUのグレード一覧です。世代を統一すれば上にあるものほどハイエンドで、下に行くほどローエンドです。Xeonに関しては上から下までグレードが存在しますが、選択する人が少ないため中間位置に記載してあります。

Core i9IntelCPU第9世代から始まった新たなCoreシリーズ。超ハイエンドで価格もCPU単体で6万円前後(2019年6月現在)core(コア)シリーズ。数値が大きいほど上位モデル。IntelCPUの主軸製品。数字が大きいほど性能が高い。
Core i78世代まではcore i7 が最高グレードでした。とりあえずi7を選んでおけば困ることはないでしょう。性能は抜群ですがその分値段もお高め。
Core i5Coreシリーズの中間グレード。超重い処理(動画編集、解像度の高いゲーム)をしないのであれば十分なスペックを持っています。
Core i3Coreシリーズの低グレード。主にビジネス用PCに入っていることが多いです。重い処理は苦手ですが、ネット閲覧や軽いゲームなどであれば可能です。
Xeon
(ゼオン)
性能はcoreシリーズと同等で、グレードもいくつか存在しますが、グラフィック性能がありません。グラボ(ビデオカード)が必須となります。(無いと画面出力ができません。)
サーバー向けのCPUであるため一般的にオーバークロックなどの機能のない物が多いです。自作初心者の方は選ばないのが無難です。(のちにXeon記事もアップする予定です。)
Pentium
(ペンティアム)
Coreシリーズよりも性能が低い廉価版。自作PCでの優先度は低め。PentiumとCeleronは廉価版ではありますが、世代が新しい物であれば性能がCoreシリーズに近い物、昔のCoreシリーズを超えている物もあります。一概にすべてがしょぼい訳ではありませんが、せっかく自作するのであればCoreシリーズを選択するのが吉です。
Celeron
(セレロン)
Pentiumよりも性能が低い廉価版。自作PCでの優先度は低め。
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世代別CPU見分け方・ソケット形状

世代別のCPUの見分け方、対応マザーボードのソケット形状です。対応していないソケット形状では使うことができません。そもそも装着することができないため、選ぶときにはこの記事を参考にするか店舗スタッフの方の解説を通して購入(合わせるように)してください。

第1世代LGA1156を例に上げると『LGA』がついたらそれはCPUの規格です。『1156』という数字はCPU裏の端子の数です。端子の数、配列が違うCPUは刺せない上に起動しないのはこのためです。逆に世代が違ってもソケット形状が一緒なら問題なく使用できます。

世代
(開発コード名)
発売時期
マザーボード
ソケット形状
CPUナンバー対応チップセット
(マザー型番)
対応メモリ
第1世代
(Nehalem)
2008~
2011年
LGA1156Core i7 8xx
Core i5 7xx/6xx
Core i3 5xx
Pentium G 6xx
Celeron G1101
Intel5シリーズ
P55, H55, H57, Q57
DDR3
第2世代
(Sandy Bridge)
2011年
LGA1155Core i7 2xxx
Core i5 2xxx
Core i3 2xxx
Pentium
G8xx~G6xx
Celeron
G5xx~G4xx
Intel6,7シリーズ
Z77, H77, B75
Z68, P67, H67, H61
など
DDR3
第3世代
(Ivy Bridge)
2012年
LGA1155Core i7 37xx
Core i5 3xxx
Core i3 3xxx
Pentium G2100
Celeron G1600
Intel6,7シリーズ
Z77, H77, B75
Z68, P67, H67, H61
など
DDR3
第4世代
(Haswell)
新第4世代
(Haswell Refresh)
2013年
LGA1150Core i7 47xx
Core i5 4xxx
Core i3 4xxx
Pentium G 3xxx
Celeron G18xx
Xeon E3 12xx
Intel8,9シリーズ
Z97, H97
Z87, H87, B85, H81
など
DDR3
第5世代
(Broadwell)
2015年
LGA1150Core i7 5775C
Core i5-5665C
Intel9シリーズ
Z97, H97
DDR3
第6世代
(Skylake)
2015年
LGA1151Core i7 6xxx
Core i5 6xxx
Core i3 6xxx
Pentium G4400
Celeron G3900
Intel100,200シリーズ
Z270, H270, B250
Z170, H170, B150, H110
など
DDR4
DDR3
第7世代
(Kaby Lake)
2017年
LGA1151Core i7 7xxx
Core i5 7xxx
Core i3 7xxx
Pentium G4600
Celeron G3950
Intel100,200シリーズ
Z270, H270, B250
Z170, H170, B150, H110
など
DDR4
DDR3
第8世代
(Coffee Lake)
2017年
LGA1151v2Core i7 8xxx
Core i5 8xxx
Core i3 8xxx
Pentium G5600
Celeron G4920
Intel300シリーズ
Z390, B365
Z370, H370, B360, H310,Q370
DDR4
第9世代
(Coffee Lake Refresh )
2018年
LGA1151v2Core i9 9xxx
Core i7 9xxx
Core i5 9xxx
Intel300シリーズ
Z390, B365
Z370, H370, B360, H310,Q370
DDR4

第8・9世代と第6・7世代には互換性なし

第8・9世代Coffee Lake (Refresh)第6・7世代Skylake・Kaby Lakeではソケット端子数が1151個と見た目は全く一緒ですが互換性はありません。刺さりますが、動作しません。

第6・7世代Skylake・Kaby LakeのCPU機能配置

第8・9世代Coffee Lake (Refresh)のCPU機能配置

よく見ると枠数(1151個)と場所は全く同じですが端子別の配置が違うことがわかります。こういった理由によって互換性は全くありません。間違えて購入しないようにしましょう。

対応メモリ(RAM)

世代によって対応するメモリも違います。

第1/2/3/4/5世代DDR3(PC3)メモリ
のみ対応
第1.2.3.4.5世代は DDR3(PC3)メモリのみ対応です。DDR2、DDR4世代のメモリは使用できません。
第6/7世代DDR4(PC4)/
DDR3(PC3)

両対応
第6.7世代DDR4(PC4)DDR3(PC3)
両対応ですが、マザーボードに依存します。DDR4とDDR3ではソケットの形状が違います。例:DDR3を1枚、DDR4を1枚といった使い方はできません。
第8/9世代DDR4(PC4)メモリ
のみ対応
第8.9世代は DDR4(PC4)メモリのみ対応です。DDR2、DDR3世代のメモリは使用できません。

インストール可能Windowsも世代で変化

世代でインストールできるWindowsOSにも違いがあります。特にWindows7ファンもおおいようなのでWindows7を使いたい人には注意が必要です。

第1/2/3/4世代Windows XP/7/8/8.1/10
第5/6世代Windows 7/8/8.1/10
第7/8/9世代Windows 10 のみ
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コアとスレッド

ここでグレード別のコア数、スレッド数を見ていきます。まず、『コア』と『スレッド』について簡単に解説していきます。

パソコンやスマートフォンの中には絶対にCPUが備え付けられています。機器自身に与えられた指令をCPUで処理しています。

CPUはこんな感じでパソコン内(スマートフォン内)に1つ入っています。

画像は僕のPCの中の『Intel core i5 4670』です。この記事を書いている今この時にもせっせと働いてくれています。サーバーとかだと2つ搭載できるモデルもありますが、基本的には1つです。

自作パソコン記事に登場した『Intel core i7 7700』 を例として解説していきます。

コア数とは?

先ほどのCPUを見ていただいてわかる通り、パソコン内にCPUが1つ搭載されています。ですが、現代ではアプリやソフトウェアの肥大化、高機能化によって1つのCPUでは処理が追い付かなくなっています。

ですが、パソコンの中にCPUをたくさん搭載するのは現実的ではありません。コスト面やスペースの問題もあるかもしれません。そこで、1つのCPUの中にCPUを複数搭載するという発想でマルチコアができました。

例として『Intel core i7 7700』を図解していきます。以下のページより抜粋したスペックです。

インテル® Core™ i7-7700 プロセッサー (8M キャッシュ、最大 4.20 GHz) 製品仕様
インテル® Core™ i7-7700 プロセッサー (8M キャッシュ、最大 4.20 GHz) 仕様、機能、価格、対応する製品、設計資料、製品コード、スペックコードなどが分かるクイック・リファレンス・ガイド。

少し小さいので拡大します。

縦長にするとこんな感じです。パフォーマンスの欄を見ると、『コアの数 4』と記載されています。

パソコン内のCPUは1つですが中身はこんな感じになっています。

CPUに中に物理的に4個のCPUを押し込んであるイメージです。現代の主流はマルチコアでインテルのcoreシリーズAMDのRYZENシリーズはすべてこの方式をとっています。

パソコン側はCPUが4個あると認識して動作するので、シングルコア×4個となりイメージ的には性能は4倍といった感じです。これがコア数の正体です。

スレッド数とは?

先ほどのCPUに中に物理的に小型CPUを詰め込んだものがコアだという図解をしました。

『Intel core i7 7700』は4コア8スレッドです。コアは下の画像です。さっきのやつですね。

この図にスレッドを加えるとこうなります。

コアの中にさらにコアがあるイメージです。この図が4コア8スレッドの完成図です。

僕はここで疑問が生じました。

『4コア8スレッドじゃなくて8コアにすればいいじゃん!』

当然ですよね。まどろっこしいスレッドなんて表現なんてないほうが分かりやすいし、実質コアが8個あることには変わりないんですから。

こうすれば早い話です。

しかしこれは不可能、、、ではないんですが、現実的ではないんです。

この仕組みはCPUの製造過程にも関係しているようで、こんなことをしていたらCPUの値段が3倍くらいになってしまうみたいです。

難しい話なので今回は省略しますが、性能が高くなればなるほど製造に成功する確率は下がってしまうんです。

ですので安価な4コアで8コア分のコアと認識させるスレッド技術が生まれました。

具体的には各コアの中に仮想(物理的ではない)コアを認識させることでPCの処理性能をアップしたのがスレッドです。

4コア8スレッドの『8スレッド』は仮想(理論)コアなので8コアよりは非力ですが4コアよりは性能が格段にアップしています。

しかし、理論コアは物理コアではないので、4コア8スレッドであっても最大性能は4コアです。これを超えることはできません。

PCは8コアと判断しているので、マルチタスク(複数同時処理)に強くなる傾向にあるようです。

これがスレッドの正体です

グレード別コア数スレッド数

おさらいです。

1つのCPU内に演算ユニットの集合体である「CPUコア」を複数備えたマルチコアCPUが主流となっています。コアが多ければ多いほど処理能力が高いということになります。

スレッドとは、コアになかに擬似的なコアを作り出しているという状況です。擬似コアなので本当のコアほどの性能はありませんが、4コア4スレッドと4コア8スレッドでは性能差が1.5倍前後です。

僕のデスクトップPCに入っている『Core i5 4670』だと、4コア4スレッド。
同世代の下位グレード版『core i3 4130』だと、2コア4スレッド。
同世代の上位グレード版『core i7 4770』だと、4コア8スレッド。

グレード別にコア数スレッド数はある程度決まっています。

シリーズ/
世代
core i3シリーズcore i5シリーズcore i7シリーズcore i9シリーズ
8世代以降4コア4スレッド6コア6スレッド6コア12スレッド8コア16スレッド
7世代以前2コア4スレッド4コア4スレッド4コア8スレッド無し

Coreシリーズは8世代から大きく性能がアップしました。今から新規で自作PCを作る方は『8世代以降』のCPUを選んでおくと長持ちするかと思います。

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クロック

CPUのクロック(動作周波数とも言います)の単位は「GHz(ギガヘルツ)」です。○,○GHzなんて表記が必ず書いてあると思います。これはデスクトップPCに限らず、ノートPCやスマートフォンでも共通の表記です。一昔前は○○○MHz(メガヘルツ)という表記もありましたが、2019年現在、基本はGHzでOKです。

ちなみに1000MHz=1GHzです。

現在の最高級品Core i9では5.0GHz越えが最大クロック数です。一般的用途では1.2~3.6GHzほどの範囲で作られており、クロック数が1GHz台だと低スペック(もたもた)3GHz台であれば高スペック(サクサク)であるといった印象です。

あくまで2019年現在の目安であって、1GHzでもハイエンドな時代はありました。時代と共にソフトウェアやアプリケーションが高度化(重く)されているため、CPUの処理能力も向上しています。

CPUの性能比較

ここまでのコア数スレッド数クロック(GHz)は同社製かつ同世代のCPUの比較に役立ちます。

注意として、コア数・スレッド数・クロック数で比較できる性能は『同社製かつ、同世代のCPUのみ』です。

Core i7-4770
4コア8スレッド
3.40GHz
Core i7-4790
4コア8スレッド
3.60GHz
Intel製4世代で統一
同コア数同スレッド数なので単純にクロック数(GHz)が高いCore i7-4790のほうが性能が高い。
Core i7-4770
4コア8スレッド
3.40GHz
Core i5-4670
4コア4スレッド
3.40GHz
Intel製4世代で統一
共に同クロック数であるためスレッド数が倍のCore i7-4770のほうが性能が高い。
Core i3-8100
4コア4スレッド
3.60GHz
Core i5-4670
4コア4スレッド
3.40GHz
Intel製世代違い(8世代4世代)
同コア数同スレッド数で、クロック違い。この情報だけだはどちらが性能がいいかはわからない。(世代によって伸び率、仕様が違うため)
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CPU末尾英字

CPUナンバーの末尾の英語の意味です。たとえば『Core i7 4790K』だと『Core i7 4790』にオーバークロックが追加された上位モデルとなりますが、『Core i5-4590S』だと『Core i5-4590』の省電力モデルとなってしまうので、『Core i5-4590』よりも性能が落ちます。同ナンバーでも末尾英字によって多少性能が違うので頭に入れておいたほうがいいかと思います。

末尾記号意味
なし一般的なCPU。無印は大体デスクトップモデル。
XEオーバークロックモデル。Core Xシリーズの最上位。一般使用での(業務用を除く)最高級品。
コスパ?なにそれ。おいしいの?
個人利用でこのグレードのCPUが必要になるケースはほとんど無い。
Xオーバークロックモデル。Core X シリーズ。性能も値段も高い。
Kオーバークロックモデル。定格(○.○GHz)から既定の数値の範囲で限界突破ができる。同格の「K」なしと比べると20%ほど高価。CPU付属のintel純正CPUクーラーでは冷却しきれない発熱を伴うことが多い。
C末尾X, Kと同様にオーバークロックが可能。
末尾Cは第5世代CPU「Broadwell」のこの2つのCPUのみ
Core i7-5775C
Core i5-5675C
Sデスクトップ向けの省電力モデル。性能も抑え目。
T
デスクトップ向けの超省電力モデル。『S』シリーズよりも性能も抑え目。
Uモバイル向けの省電力モデル。性能も抑え目。
Y薄型ノート、タブレット向けの省電力モデル。性能は壊滅的に低い。Officeを動かすのもつらいレベル。一般的なデスクトップCPUと比べ消費電力は10%程度。
H無印版より優秀な内蔵グラフィックスを搭載。
Fグラボ利用が前提でiGPUが無効になっているモデル。
第9世代で新登場したアルファベット
P内蔵GPUを搭載していないモデル
HKノートパソコン向けのオーバークロックモデル。定格(○.○GHz)から既定の数値の範囲で限界突破ができる。同格の「HK」なしと比べると20%ほど高価だが、ノートCPUを単体購入する機会は少ないため厳密な価格は出ていないことが多い。
HQ「U」よりコア数が多く性能特化型のCPU。
G内蔵グラフィックスに「AMD Radeon Vega M」を搭載している。無印と比べると桁違いのグラフィック性能を持つ。

参考程度にモバイル版(ノートPC用)CPUも少し記載しましたが、自作する場合には必要ありません。組み込み不可なので、知識として知っておくor無視で大丈夫です。

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CPUまとめ

CPUってIntelだけでも数えきれない数が存在しますが、難しく考える必要はなし!
しかし、パソコンの基本性能がCPUで決まるといっても過言ではないので、慎重に選ぶようにしてください。
ちなみにCPUは純正品しか存在しないので、中華性の残念クオリティのものなどは存在しません。安心して純正品を購入してください。

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