お引越しシーズンになると引越し屋さんも超高額です。出来ることなら引越し屋さんにお願いせず自分の手でお引越しを終わらせたいですよね。僕もつい先日お引越しました。全て自分もしくは周りで手伝ってくれる人の手を借り無事に終えることが出来ました!業者の手を借りることなくお引越しを終えたのですが、大型家具を運ぶ時に大苦戦。冷蔵庫と洗濯機です。家電量販店のプロに聞いた冷蔵庫、洗濯機の正しい運び方をどうぞ!
冷蔵庫を寝かせて(真横で)運ぶのはアリ?
縦長家具の代表冷蔵庫。結論から言いますと、【寝かせて運んでも大丈夫!】でも、運ぶ前後は電源を必ず切っておいてください!運び終えたあとも、直ぐに電源を入れてはいけません。冷蔵庫の中には冷却用のオイル(液体)が入っており、そのオイルを冷やし循環することによって庫内を冷やす仕組みになっています。横向きにしたからと言ってオイルが漏れ出すことはありません。
運搬前は電源を切ってしばらく置いておく。
コンセントから抜いてすぐに運搬しても、故障の原因にはなりにくいです。冷蔵庫は外部(外の空気に触れる部分)にも冷却される部分があり、そこに水分が結露した氷の塊がくっついていることがあります。これが溶ける前に運んでしまうと車の中がビシャビシャ…なんてことになりかねません。電源を切り12時間ほど時間をおき、冷蔵庫裏の受け皿の水を流してから運びましょう。
運搬後(設置後)は12時間以上時間をおく。
設置してから12時間以上は絶対にコンセントに繋がない。これは徹底して守った方が良さそうです。
冷蔵庫内の冷却オイルが外部に漏れ出すことはありませんが、横向きにしたことによって冷却オイルが管内部のあちこちに点在している状態になっています。この状態で電源を入れてしまうと、重力でオイルが下に溜まることを想定して作られているのでオイル循環の故障となる確率が非常に高いそうです。大型の冷蔵庫でも24時間時間をおけば故障はしないようです。
洗濯機を寝かせて(真横で)運ぶのはアリ?
結論から言うと【ナシ】です。洗濯機内部のドラム(服が入るところ)は金属の棒のようなもので宙ずりでぶら下がっている構造になっています。した方向への重力のみ計算されて作られています。よって、横向きにして運搬してしまった場合内部パーツが曲がりドラムが中心からズレてしまいます。数ミリずれるだけで回らないことや、洗濯時の異常音といった故障に繋がる恐れがあります。洗濯機を横向き搬送した時に出来る内部破損はプロが見たらひと目でわかるようで、そのような故障の場合修理保証すらきかなくなってしまう所がほとんどです。
冷蔵庫と違い横向きが厳禁な洗濯機は背の高い物が少なく、軽自動車でなければ普通車で運ぶことが出来るように設計されているものがほとんどだそうです。
まとめ
引越しで家電量販店のプロに聞いたおはなしでしたが、引越しシーズンにはかなり役に立つ情報かと思います!引越し業者を利用しますとひとり暮らしでも20〜30万円ほどかかる物ですので、出来ることなら自分自身で終わらせたいものですね。ひとり暮らしスタートという方もこのようなことを想定して家具選びをするのもいいかもしれません!
洗濯機は背の低いもの。ベッドやテーブルなどは分解できるもの。
など、後々困らない物を見つけ、より良い新生活をスタートさせてください!
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